オーディオスクエアは、ノジマの高級オーディオショップです。 神奈川県に3店、千葉県に1店の計4店舗を展開中。 各店には、首都圏最大級の試聴ルームを完備しています。

2013年7月31日水曜日

すべてがアツイ!! TRIODE 『TRV-845SE』 真空管プリメインアンプ

7月もそろそろ終わりですね。
とんでもない酷暑はちょっとお休みと言う感じですが(とは言っても、十分に蒸し暑いですが・・・)、
今日は、さらに気温が上がりそうな真空管アンプをご紹介。


TRIODE(トライオード) TRV-845SE



※TRV-845SE

高さ20cm以上はある、大型真空管845を使用した、TRIODEの真空管アンプです。

TRIODEの山崎氏は、845に格別のこだわりがある様で、
過去にも845を使用したモノラル・パワーアンプを、
現在では、このTRV-845SEと、そのパワーアンプ・バージョンのTRV-P845SE、
さらに同社の最高峰、リファレンスシリーズに超弩級のTRX-M845を、
ラインナップに加えています。

TRV-845SEは、845を2A3でドライブするA級アンプ。
最大出力は20w+20wを誇ります。
RCA入力3系統のほかに、パワーアンプとして使用するためのPre-In入力を備えます。

TRIODEの真空管プリメインアンプとしては、初めてリモコン操作にも対応しています。



※845とドライブ段の2A3

ドライブ段に使用されている2A3は、サイズ的には300Bとほとんど変わりませんので、
出力管の845が、いかに大型の真空管かわかっていただけると思います。

ほとんど電球か、と思うほど、ヒーターが明るく光ります。
もちろん、想像通りすごい発熱量。
絶対にさわってはいけません。やけど必至です。

300Bはプレート電圧を400Vほどかけますが、845は1000V(!!)程度かけることになります。

その為、安全確保が大変で、自作をなさる方々は冗談半分に、
『作るのはいいけど、調整は命がけ』なんて言ったりもします。

845を使用した製品を、ラインナップに加えるという事は、
メーカーとして生産管理に自信がある事の表れでもあります。

音も大変実在感があり、その見た目通り、血の通ったアツイ音を聞かせます。
アルテックや、少し前のホーンを使用したJBL、TADユニットを使用したスピーカーにあわせると、
エネルギー感のある、豊かな音を楽しむことができるでしょう。
充実した中域が魅力で、ボーカルや、サックスの音にはぴったりです。
ギスギスした音とは無縁で、シングルアンプとは思えないトルクフルな音を聞かせてくれます。


・・・でも、さすがにこの時期にはアツイですね。


TRIODE TRV-845SE 基本スペック

使用真空管 : 845、2A3、6SN7
最大出力 : 20w+20w / 845純A級シングルアンプ
サイズ : W460mm*D450mm*H260mm
重量 : 41kg
消費電力 : 300W
リモコン機能 : 音量調整、入力切替、ミュート機能

定価 : 504,000円(税込)

オーディオスクェア藤沢店に、ご試聴機をご用意しております。
クーラーの効いた、涼しい試聴室でお楽しみください。

こちらの商品はWebでもご購入できます↓
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/TRV845SE/



こんな、すごいアンプを生産しているTRIODEが、
手軽に真空管アンプを使ってほしい&作る楽しみを味わってほしい!!と
ラインアップに加えている製品が、
真空管アンプ・キットのTRK-3488です。



※TRK-3488完成イメージ

こちらの製品を、夏休みを利用してみんなで製作しよう!!というイベントを、
今年も、8月25日(日)に開催いたします。

ご興味のある方は、こちらをご覧ください。

TRIODE 真空管アンプ&スピーカーキット製作講習会
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEJ4dmJqSGFzTHFPYWFyOGx1bERxVVE6MA#gid=0

キットの内容等は、こちらのブログをご覧ください↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/07/825triode.html


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2013年7月29日月曜日

Technics SL-1200MK4の中古が入荷したので・・・。1200をよりオーディオ向けにしてみよう!

Technics SL-1200MK4の中古が入荷しました。

30年以上生産された、SL-1200シリーズの中で、
最もオーディオライクな製品がSL-1200MK4です。

もともとSL-1200は、
1972年にベーシックなダイレクトドライブ式レコードプレーヤーとして登場しました。
数年の間に、SL-1X00シリーズとして展開され、
フルオート仕様の1400とか、連続リピート機能の付いた1300等、
バリエーションモデルもどんどん展開されました。


が、結局残ったのは、シンプルなマニュアルタイプのSL-1200シリーズのみとなったのですが・・・。

初代SL-1200は、オーディオ用のプレーヤーでしたが、
回転数を微調整するノブが使いやすいところにあるのと、
起動トルクが高く、あっという間に定回転に達する点が注目され、
徐々にディスコDJの間で使われるようになりました。


その後、より簡単に速度調整ができるよう、
大型スライド式のピッチコントローラーが搭載されたSL-1200MK2が登場。
さらに、薄暗い場所で針を下しやすくする、スタイラスイルミネーターが搭載され、
瞬く間にDJ用レコードプレーヤーのディファクト・スタンダードになりました。

MK3の時代になると、ほぼDJユースのみとなり、
スリップマットが標準装備されるようになりました。


そんな中、1990年代後半に、突如としてオーディオファンの間で、
レコード再生が再評価されることになりました。
その流れに対する答えとして、TechnicsはSL-1200に2つのバリエーションを持たせたのです。
1つは、よりDJユースを意識したSL-1200MK3D。
ゴムマットを廃止し、スリップマットのみを付属。
ダストカバーヒンジまで取り去った製品です。

そして、オーディオファンに向けて投入したのが、SL-1200MK4でした。

通常商品との違いは主に3つ。
①はアーム内の配線にOFC(無酸素銅)を使用。
②トーンアームケーブルを交換式のRCAケーブルに(素材はOFC)。
③当時ブームになりつつあったSP再生の為に、78回転に対応。

基本性能の高いSL-1200MK3をベースに、効果的な改良をしたモデルでした。

では、このSL-1200MK4をよりオーディオ向けプレーヤーにしていきましょう。

まずは、ターンテーブルマットを交換しましょう。
コストパフォーマンスを考えたら、東京防音のTHT-291がおすすめです。


振動吸収性の高いゴム『ハネナイト』を使用。
微細な振動をシャットアウトしてくれます。
針先にモーターの振動がのりやすい、ダイレクト・ドライブプレーヤーに最適な製品です。

THT-291 定価6,300円(税込) → 販売価格5,000円(税込)

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/THT291/


THT-291とセットで使いたいのが、重量級のスタビライザー。
定番はやはり、audio-technicaのAT618です。


重量約600g。ゴムで覆われており、扱いやすいスタビライザーです。
THT-291と組み合わせると、低域の伸びが良くなります。

AT-618 定価4,725円(税込)

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/AT618/

フォノケーブルの交換は大変効果的です。
OYAIDE(オヤイデ)のPA-2075RRなどは、コストパフォーマンスが高くおすすめです。


導体にPCOCC-Aを採用。長さは1mです。
PCOCCは近々生産完了が予定されている、高品質オーディオ用導体です。

PA-2075RR/1m 定価17,850円(税込) RCA-RCAタイプ

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/PA-2075RR/


ちょっと贅沢するなら、ortofon(オルトフォン)もおすすめです。
6NX-TSW1010Rは、6N銅(純度99.9999%)と5N銅のハイブリッド導体を使用しています。


6NX-TSW1010R/1.2m 定価22,050円(税込) RCA-RCAタイプ

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/6NX-TSW1010R12/

カートリッジの出力は、MM型で3~5mV、MC型では0.3~0.5mV程度。
大変微弱な信号ですから、外部からの影響を受けやすいのです。
だからこそ、フォノイコライザーまでに使用するフォノケーブルは、
音質アップをするうえで、大変重要なアイテムとなります。


忘れてはいけないのが、シェルリード線です。
一番の基本は、奇跡のリード線audio-technicaのAT6101。


何が奇跡か?
それは価格です。なんと定価1,050円(税込)。
発売当時から、ほとんど値上げなし。
PCOCCを使用してこの価格のリード線は、今後出て来ることはないでしょう。

AT-6101 定価1,050円(税込/4本セット)

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/AT6101/

リード線も、微弱な信号を伝えるうえで、重要なアイテム。
各メーカーから色々なモノが(6N銅とか、純銀等々いろいろあります)出ていますから、
自分好みのものを探してみても良いでしょう。


この位行えば、SL-1200MK4も、オーディオ用レコードプレーヤーとして、
十分な実力を発揮してくれるはずです。

興味が湧いたら、SL-1200MK4の中古品を手に入れてみてください。



SL-1200MK4中古品は、完売しました。

『整振』をコンセプトにしたブランド『Harmonix』 デモ機ご用意しました!!

『整振』をコンセプトに生まれたHarmonix(ハーモニクス)。

現代では、振動をコントロールする事をコンセプトにしたメーカーが増えてきましたが、
ハーモニクスが登場した当時は、『振動は重量で止める』が当たり前で、
振動をコントロールして、調音するという考えは大変画期的でした。

ハーモニクスのチューニング・フィートは、
オーディオのみならず、楽器の響きも良くすると、
演奏家たちの間でも、使用している方々がいるそうです。
(当店でも、ピアノを弾かれる方が、自宅のピアノの下に使っています)

響きの美しい木と、金属のハイブリッド構造を基本としていますが、
内部にはその他の素材も多く使われているそうです。
素材や、その配置等に独自のノウハウがあり、
その効果は世界中で高い評価を得ています。

そんなハーモニクスの製品を、ぜひ体験していただきたいと、
定期的にデモ機をご用意させていただく事になりました。


まずは、チューニング・フィートのTU-303EX(4個セット)、
RCAケーブルのHS101 Improved-S(1.5m)と、
スピーカーケーブル、CS-120 Improved Version(2.5m)をご用意させていただきました。




TU-303EXは、桜材と金属のハイブリットタイプ。
直径95mmで厚さが19mmと、チューニングフィートの中では、大変薄い製品です。
ラック中段等、スペースのない場所でも使いやすい製品です。

TU-303EX 4個セット 定価50,400円(税込)


HS101 Improved-Sは、導体にPCOCCを使用。
導体から始まり、すべての素材の方向性の管理を厳格に行うことにより、
歪を極限まで抑えることを目標に設計されています。

Sバージョンとなり、プラグを一新。


 
※HS101 Improved-S 端子部


更なる進化を遂げた、注目のケーブルです。

HS101 Improved-S/1.5m RCAケーブル 定価78,750円(税込) 
他に1.0m、2.0m、2.5mがあります。特注可。


CS-120 Improved Versionは、
上位モデルHS-101でも使用されたPCOCC導体を使用。
ハーモニクスのエントリーモデルとして人気の高かった、
CS-120の改良復刻バージョンです。
専用設計の端子による端末処理をされた、完成品ケーブルです。
こちらも、完全方向性設計となっています。

CS-120 Improved Version/2.5m スピーカーケーブル 定価74,450円(ペア/税込) 
他に1.0m、1.5m、2.0m、3.0mがあります。もちろん特注可です。


ハーモニクスのケーブルの魅力は、まず中・高域の解像度感の高さ。
弦楽器等が団子になり、どうも分離が良くないと思われているのであれば、
ぜひ一度お試しいただきたいと思います。

バイオリン協奏曲などでは、オーケストラの前に、ソリストが『きりり』と浮かび上がります。
弦楽四重奏などでは、各楽器がしっかりと分離。
さらに直接音と残響の分離が良く、ホールの雰囲気がリアルに伝わってきます。


ふだん、なかなか聞くことができないブランドですが、
藤沢店にご来店いただける方であれば、
ご自宅試聴のお貸し出しもさせていただきます(約1週間単位)。

ぜひご利用ください


※お貸し出し時のご注意
お貸し出しの際には、身分証明書を提示の上、
自宅試聴申込書へのご記入をお願いいたしますので、ご了承ください。


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2013年7月27日土曜日

Accuphase中古品処分セール開催!! パワーアンプ『P-550』&ヴォイシング・イコライザー『DG-28』

Accuphase(アキュフェーズ)の中古品2点の価格を改定(値下げ)しました。

ぜひこの機会に、憧れのアキュフェーズを手に入れてみませんか?



ステレオ・パワーアンプ P-550



片chあたり、10パラレル・プッシュプルの贅沢な回路を搭載。
270w+270w(8Ω)の強力なパワーアンプです。
BTL接続により、840w(8Ω)のモノラル・パワーアンプとしても使用できます。
フロントパネル上部に、スピーカーA/B切替スイッチあり

P-550基本スペック
定格出力 : 270w+270w(8Ω) / 420w+420w(4Ω) / 550w+550w(2Ω)
ダンピングファクター : 500
サイズ : W475mm*H211mm*D444mm
重量 : 33.0kg

1994年発売
メーカーにてOHメンテナンス済

旧定価580,000円(税別) → 中古販売価格265,000円(税込)
                                ※旧販売価格280,000円(税込)


P-550の中古品は、Webでもご購入できます↓
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/P550chuko/

※Web販売ページの販売価格がシステムエラーにより定価表示になっておりました。
 8月5日(月)に修正いたしました。ご迷惑をお掛けいたしました。



マイクを使用して、簡単に補正ができる、
デジタル・ヴォイシング・イコライザー DG-28




アナログ時代には不可能とされた、1/6オクターブ、64バンドイコライザー。
各バンドのレベル可変範囲は±12dB、0.5dB刻みで行えます。
信号発信機(トーン・ジェネレーター)と分析器(アナライザー)を内蔵しているので、
通常接続のまま測定が可能。
本体右側のパネルを外して、マイクを接続するだけで、簡単に測定できます。

測定から補正まで、自動で行います。

自動補正のみならず、1/6オクターブごと手動での補正も可能です。
内部処理は48bitDSPで、フルデジタル処理されます。
フラットな特性のみならず、ユーザーが希望するイコライジング・カーブでの自動補正も行えます。

大型液晶ディスプレイにより、測定結果を簡単に確認できます。


DG-28基本スペック
入力 : デジタル 同軸、光各1系統
出力 : デジタル 同軸、光各1系統

オプションボードを搭載していますので、
RCAによるアナログ入力、XLRによるアナログ出力が可能です。

サイズ : W475mm*H150mm*D393mm
重量 : 13kg (本体のみ)

1997年発売
旧定価530,000円(税別) → 中古販売価格158,000円(税込)
                                ※旧販売価格178,000円(税込)

オプションボード
AIO-U1(旧定価/60,000円/税別)・AO-B2(旧定価/80,000円/税別)付属

測定用マイク、マイクアダプター、リモコン、取説あり。


DG-28中古品は、Webでもご購入できます↓


旧型モデルですが、現在でも十分に活躍できる実力機です。


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高品位ソフト、在庫処分セール開催中!!

店頭にございます、SHM-シングルレイヤーSACD等の在庫処分セールを開催中です。


※在庫処分ソフトの1部です

今回は、
ユニバーサル・ミュージックのSHM仕様のシングルレイヤーSACDの、
クラシック系を10%OFF
ポピュラー・ロック系を20%OFF。

オクタヴィア・レコードの、
EXTONレーベル等のシングルレイヤーSACDを10%OFF。

コロンビア・レコードの、
SHM仕様のシングルレイヤーSACDを10%OFFでご提供。

その他にも、
SHM-CD仕様のJAZZ、Blu-Spec CDのポピュラー、ロック系を20%OFFでご提供します。

店頭在庫分のみとなっておりますので、お早めに!!




①SHM仕様とは?
  液晶パネル用に開発されたポリカーボネートを使用したディスク。
  従来のポリカーボネートに比べ、透明度の高い素材なので、
  読み取り時のサーボをおさえる事が出来、音質のアップが達成されたディスク。
  ビクターが開発しました。

②Blu-Spec CD
  SONYがBlu-rayディスク用の素材と、製造技術を応用して開発した高品位CD。
  通常のCDに比べ、格段に精度の高いピットの作成に成功。
  透明度の高いBlu-ray用のポリカーボネートを使用することで、サーボを軽減。
  ジッターを大幅に低減することに成功したディスクです。


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2013年7月26日金曜日

McIntoshの『G.T.L.』 プリメインアンプMA6600展示品処分&McIntosh中古情報

McIntosh(マッキントッシュ)は、1949年に設立された、
アメリカを代表するアンプメーカーです。

真空管アンプの時代から、ハイパワー・パワーアンプの代表的なブランドで、
音の良さと、安定した動作が評価され、スタジオ等でも活躍してきました。

1970~80年代の日本のスタジオでも、ALTEC、JBLと組み合わされ、
多くのヒット曲がマッキントッシュアンプにより生み出されました。


漆黒のガラスパネルに浮かび上がる、
ブルーのメーターと、グリーンの『McIntosh』のロゴ。
そして、シルバーのノブは、日本のメーカーのみならず、
世界中のメーカーに、デザインの面でも大きな影響を与えてきたブランドです。

サンスイなどは、初期のモデルで、
デザイン面で多くの影響を受けていたのはご存知かと思います。

また、サービス体制の良さも世界各国から評価されており、
Accuphaseは、創業時にマッキントッシュを超えるようなサポート体制を築くことを、
1つの目標としていたことは有名な話となっています。



で、表題の『G.T.L.』ですが、
ベテランの方だと、懐かしい言葉かもしれません。
これは、トランジスターアンプ時代のマッキントッシュの魅力、3つの頭文字をとったものです。

①Glass(ガラス)・・・もちろん、漆黒のガラスパネルの事です。
②Transformer(トランスフォーマー)・・・出力オートトランスフォーマー。
③Light(ライト)・・・まさに顔と言える、ブルーメーターと浮かび上がるロゴ。

この『3つがそろってこそ、マッキントッシュ』と言うわけです。
②のトランスが、マッキントッシュのパワーアンプの音を決定しているとも言われています。
通常トランジスターアンプは、真空管アンプと違い、出力トランスを搭載していませんが、
マッキントッシュは今でも主要なモデルにはこの出力トランスが搭載されています。


そのような、マッキントッシュの『G.T.L.』を、
すべて手に入れられるプリメインアンプが、MA6600です。



MA6600基本スペック
定格出力 : 200w+200w(2/4/8Ω) 出力オートトランスフォーマー搭載
入力端子 : RCA/5系統、XLR/1系統、MM対応フォノ入力/1系統
出力端子 : プリアウトRCA/1系統、録音用出力RCA/1系統
サイズ : W445mm*H194mm*D476mm
重量 : 34.1kg
リモコン付属、イルミネーションは長寿命のLEDを採用

定価714,000円(税込) → 展示品処分価格491,000円(税込)
※メーカー保証が付きます。

MA6600展示品処分品は、Webでもご購入可能です。↓
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/MA6600tenji/


MA6600の展示品は完売しました。



マッキントッシュの中古も豊富にそろいました。
すべて現代理店エレクトリにてOHメンテをかけましたので、安心してお使いいただけます。

まずは、人気のプリアンプC40。



5バンドイコライザー(30Hz、150Hz、500Hz、1.5kHz、10kHz/±12dB)を搭載した、
これぞマッキントッシュと言える、多機能プリアンプです。
プリ出力も3系統装備しています。
MM対応のフォノイコライザー搭載。
また、モニター用に20w+20wのパワーアンプまで搭載しています。

C40基本スペック
サイズ : W445mm*H137mm*D432mm
重量 : 12kg

エレクトリにてOH済。ランプ交換済です。
元箱、取説(英語)有り。

旧定価580,000円 → 中古販売価格218,000円(税込)
※天板さびによる汚れあり。

C40中古品は、Webでもご購入いただけます。↓


C40の中古品は完売しました。


C40とセットでおすすめ。
パワーアンプMC7300もございます。


300w+300wの大出力を誇るパワーアンプです。

MC7300基本スペック
定格出力 : 300w+300w(2/4/8Ω) 出力オートトランスフォーマー搭載
サイズ : W443mm*H196mm*D420mm
重量 : 35kg

エレクトリにてOH済。ランプ交換済です。
元箱、取説(英語)有り。

定価650,000円 → 中古販売価格298,000円(税込)
※天板にさびによる汚れあり。

MC7300中古品は、Webでもご購入いただけます。↓


MC7300の中古品は完売しました。

 
セパレートはちょっと・・・と言う方はこちら。
プリメインアンプのMA6800はいかがでしょうか。
もちろん『G.T.L.』です。



リモコン対応の使いやすいモデルです。
MM対応のフォノイコライザー搭載。
プリ、パワーの分離使用も可能です。

MA6800基本スペック
定格出力 : 150w+150w(2/4/8Ω) 出力オートトランスフォーマー搭載
サイズ : W445mm*H179mm*D537mm
重量 : 31.8kg

エレクトリにてOH済。ランプ交換済です。
元箱なし、取説(コピー)あり。
リモコンは代替品となります。

旧定価580,000円 → 中古販売価格288,000円(税込)

MA6800中古品は、Webでもご購入できます。↓
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/MA6800chuko/


MA6800の中古品は完売しました。


照明を落とした部屋に浮かび上がるイルミネーション。
豊かな低域と、きらびやかでゴージャスな高域。
変わる事のない、ゆとりを感じさせるサウンドを、ぜひ手に入れてください。


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2013年7月25日木曜日

トーンアームの展示品処分します。ベルドリーム『TA-0937』

10インチ・セミロングタイプのトーンアームの展示品を、
定価の40%OFFで展示品処分いたします。


モデルは、ベルドリームの『TA-0937』。



※TA-0937、CW-180、PC-120

現行カタログの『SA-750E』と同等品です(途中でモデル名の変更あり)。

TA-0937 基本スペック
形式 : S字・スタティックバランス型(オイルダンプ方式)
実行長 : 255mm
有効長 : 214mm
オーバーハング : 15mm
付属ヘッドシェル : HS-25相当品(質量11.2g/フィンガー、ビス除く)
摘要カートリッジ質量 : 4~12g (付属ヘッドシェル使用時)
針圧調整範囲 : 0~3g(1回転時)
高さ調整 : 38~60mm
内部配線 : OFC


こちらに、
オプションウェイト CW180と、
トーンアームケーブル PC-120(現行名/JAC-501)を
セットしてのご販売となります。

CW180使用時には、ヘッドシェル込みで32gまで対応しますので、
ortofonのSPUなども使用できます。
トーンアームケーブルPC-120は、モガミ電線のNEGLEX2534を使用。
線材はOFCを使用しています。
長さは120cm。5PIN→RCA仕様。
5PINのDINコネクターは、真鍮削り出しタイプを使用しています。

付属ヘッドシェルは、マグネシウム合金製。
今ではめずらしい、シルク巻きリッツ線のリード線が付属しています。


ベルドリーム 
TA-0937 : 定価126,000円(税込)
CW-180 : 定価9,450円(税込)
PC-120 : 定価21,000円(税込)

合計定価156,450円(税込) → 展示品処分価格93,870円(税込) 40%OFF!!

軽針圧MM型から、ortofon・SPUやDENON・DL103まで、
幅広く対応するアームです。

ベルドリーム製BD-AP500Mを使用すれば、
Technics SL-1200シリーズ、DENON DP-500M、marantz TT-8001を、
ダブルアーム化して使用することも可能です。
(詳しくはお店までご相談下さい)

※店頭で使用していたため、高さ調整用ネジの傷がついています。

※通販購入ページはこちら


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2013年7月24日水曜日

『アナログ博物館』 不遇のレコードプレーヤー 『C.E.C. ST930』中古入荷!!

このブログを読んでいただいている皆さんの中で、
C.E.C.のレコードプレーヤー、ST930と聞いて、
『ピン!』と来る方はどの位いらっしゃるでしょうか。

その前に、
C.E.C.がレコードプレーヤーメーカーだったと、ご存知の方も、
もう、少なくなってしまったのかもしれません。

 
※C.E.C. ST930 ベルトドライブ式レコードプレーヤー
 
C.E.C. ST930。

レコードプレーヤーのOEM事業を主として、
日本のプレーヤーを裏から支えた、陰の実力者が、
その技術の集大成として世に問うた、最後のレコードプレーヤーです。

なぜ、このプレーヤーが不遇かと言うと、まず、発売が1989年。
CDの登場が1982年で、1986年には、CDの生産枚数が、LPを逆転していました。
1990年代になると、LPの生産は実質されなくなりましたので、
レコードプレーヤーにとって、まさに不遇の時代が始まる直前に発表されたのです。

さらに、この次期、紙面を賑わしていた国産レコードプレーヤーは、
全てダイレクトドライブの製品ばかり。
しかも、YAMAHAのGT-2000、KENWOODのKP-9010と、
高剛性思想の重量級筐体の製品群の、ピークにも当たりました。

そんな中、
ベルトドライブで、
どちらかと言うと、軽い筐体をフローティングさせた構造は、
何となく弱々しく、回転ムラが多いのでは・・・とイメージされ、
買いたいレコードプレーヤーのランキングからは、
どうしても、外れてしまっていたのでした。
更に、C.E.C.は基本OEMの会社で、表に出てくることが少なく、
ブランドイメージがきっちり出来ていなかったと言う点もマイナスに働いていたのです。

しかし、ここで、声を大にしていいたいのは、
『C.E.C.って、ほんとは凄かったんだよ!!』と言う点です。
内外のメーカーにモーター等を供給しており、
その中でも、SMEのレコードプレーヤーのモーターを、
C.E.C.がそのコントロール系も含め供給していた事もあるというのは有名な話です。
(コントロールユニットが、C.E.C.の箱のままで、C.E.C.の方が驚いたらしい)

話は戻って、ST930。
CD時代の到来を受け、新しい時代を向かえようとしていたレコード再生に向けて、
C.E.C.のプレーヤー技術をフルに使い、正攻法で造られたプレーヤーです。
針先に、余計な振動を伝えないように、
本体をダブル・サスペンションシステムでフローティング。
一段目はシンプルなラバーサスペンションでアンダーボードを支えます。
このアンダーボードにモーターを固定。
その上に、アルミダイキャストボードを、スプリング式サスペンションでフローティング。
このボードにアームと、ターンテーブルが載ります。
ターンテーブルもアルミダイキャスト製で、裏には制振の為、金属が貼られています。



※ST930のサスペンションシステムと、コントロールユニット

更に、電源・コントロールユニットを独立化。
電源にまつわる振動までも、きっちりと遮断しています。
(余談ですが、78回転にも対応しています)



※トーンアーム CSS9012

アームはシンプルなユニバーサル型 CSS9012を搭載。
現在でも、他ブランド名で、
この製品をベースにした物が生産されている、使いやすい製品です。

最終的には、2000年まで生産されたロングラン製品となりました。

C.E.C. ST930 ベルトドライブ式レコードプレーヤー
旧定価135,000円 → 中古販売価格70,000円(税込)
付属品 : ダストカバー、新品換ベルト
               ※ヘッドシェルはございません

商談中

2013年7月 メーカーにてOH済み

今だから、改めてその良さがわかる製品だと思います。
コストパフォーマンスは抜群。
本格的なレコードプレーヤーをお探しの方に、ぜひ使って頂きたいです。




▽△

2013年7月23日火曜日

藤沢店 中古速報!! 『Martin Logan(マーティン・ローガン)』 入荷!!

めずらしいスピーカーの中古が入荷しました。

『Martin Logan(マーティン・ローガン)』です。

現在日本への輸入は止まっていますが、本国では今でも健在。
ヘッドフォンなども発表し、活発な商品展開を行っているようです。
    ※日本国内で、現在もメンテナンスを行う事が出来ますのでご安心を(2013年7月現在)


今回入荷したモデルは、日本へ最後に導入された世代のモデル。
マーティン・ローガンの最小サイズモデル『Clarity(クラリティー)』です。


マーティン・ローガンと言えば、『エレクトロスタティック型』。
通称コンデンサー型と呼ばれるユニットが特徴です。

透明なフィルムを静電気の力を借りて振動させるユニットは、
微小レベルの再生に優れ、また背面に向けても音が放出されるため、
スピーカー背後に向けて広がる、独特の音場感が魅力です。

低域までコンデンサー型で再生しようとすると、
縦横が畳1枚以上の面積になってしまい、また能率も極めて低くなってしまいます。
そこで、マーティン・ローガンは、主力モデルを2Way化。
低域は通常のコーン型ユニットを使い、コンパクトなサイズを実現しました。

Clarityは20cmウーハーを搭載。
サイズは、W260mm*H1,350mm*D310mmと、意外にコンパクト。
さらに、全体の上半分は透明なパネルですので、
圧迫感がなく、さらにコンパクトに感じます。

当時は『LPジャケットのスペースでおける、コンデンサー型スピーカー』と呼ばれ、
人気のあったシリーズの最終形でした。

重さも14.1kg(1本)と設置、移動も簡単です。
インピーダンスも6Ω。
能率も89dBと案外高めで、アンプの負担も少なく使いやすいスピーカーです。

さらに、エレクトロスタティックパネルの背面に、
アビエンス・ツイーターを搭載しており、オン・オフができる設計になっています。


搭載されるエレクトロスタティックパネルは、案外指向性が強く、
上下方向への音の指向性がせまく、
逆に、水平方向にはかなり広範囲に音が広がります。

その為、立ったまま聞くと散漫な音と感じてしまいますが、
椅子に座り、耳の位置がパネルのセンターに近づくと、
想像以上の音の厚みと、エネルギー感を感じさせる音となります。

スピーカーの奥から、座っている場所の横まで、
充実した、まるで音に包まれるような空間が出来上がります。

なかなか手の入らない、今では貴重なスピーカーです。
是非この機会に、懐かしいスピーカーの音を手に入れてみませんか。


Martin Logan(マーティン・ローガン) : Clarity(クラリティー)
旧定価504,000円(ペア/税込)
中古販売価格228,000円(ペア/税込) → 処分特価!!198,000円(税込)
                               ※8月21日価格変更しました。
                                                                                       完売しました。
付属品 : ACアダプター、元箱等あり
ウーハー部のボックスに、左右それぞれあてキズあり
消費電力 : 約15W(1本)
                 ※エレクトロスタティックパネルを駆動するため電源が必要です。


忘れてましたが、Martin Loganはアメリカのスピーカーブランドです。
JBLの様なホーン型スピーカーもあれば、
ウィルソン、ティール、アヴァロンの様なスピーカーもあり、
さらに、コンデンサー型まで・・・。

個性的な製品が多くあるのが、アメリカのオーディオの魅力ですね。


こちらの製品はWebでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/Claritychuko/

▽△

2013年7月22日月曜日

対決!! LUXMAN vs Accuphase あなたのお好みはどっち?

日本を代表する、高級アンプメーカーといえば、
やっぱり、LUXMANとAccuphaseが東西両横綱となるでしょう。

LUXMANは1925年の創業で、今年で88年の歴史を誇ります。
世界的に見てもオーディオメーカーとしては、最古参の1つと言ってよいでしょう。
『趣味のオーディオ』にこだわった製品は、多くのファンを魅了し続けており、
オーディオの歴史を語る上で、必ず話題に上る『名機』も数多く排出しています。

Accuphaseは1972年の創業。
昨年の40周年を記念して発表されたモデルは、世界各国で最高の評価を受けています。
『人々の精神生活を豊かにするオーディオ』を理想とし、
日本で初めての高級機に特化したオーディオブランドとして誕生。
世界中のオーディオファンにとっても、
音とクオリティーの両面において憧れのブランドとなっています。


そんな2つのブランドを代表するセパレートアンプの中核モデルを、
聴き比べて頂ける環境が整いました。


 
写真左がLUXMAN。上からD-06、C-600f、M-600A
写真右がAccuphase。上からDP-550、C-2120、P-4200 


AccuphaseのC-2120、P-4200は新製品と言うこともあり、
当ブログでもこの頃、頻繁に書かせて頂いているので、
LUXMANを中心にご紹介したいと思います。



プリアンプのC-600fは、電子制御による、固定抵抗切替型のアッテネーターが特徴。



※C-600f

電子制御にした事により、基板上にボリューム回路を持っていくことができ、
最短距離でアンプ回路と直結、一体化する事が出来ました(LECUAシステム)。

C-600fには、上位モデルC-800fと同一グレードの『LECUA1000-WM』を、
アンバランス構成で2基搭載しています。



※LECUA1000-WMブロックダイアグラム

基板上に12dBごとのアッテネーターと、1dBごとの抵抗が並んでおり、
このシリーズ接続された2つの抵抗を切り替え、音量調整を行います。

フロントパネルは、入力セレクターとボリュームノブのみのシンプルなデザインですが、
トーンコントロール回路、プリ出力の切替、バランス入力時の位相切替等、
豊富な機能もしっかりと搭載されています。
設定内容は、FLディスプレイで確認できるようになっています。

LECUAを採用して以後のLUXMANは、
それまでの特長であった『聞き疲れしない、柔らかく豊かな音』に、
『明確な定位と、ディテール表現の確かさ』がプラスされました。

C-600f プリアンプ : 定価525,000円(税込)


パワーアンプのM-600Aは、
LUXAMN伝統ともいえる、純A級動作のパワーアンプです。



※M-600A

出力は30w+30w(8Ω)、4Ωで60w+60w、
瞬間出力では1Ω/240w+240wを実現した、強力なドライブ力を誇っています。
たった30wの為に、4パラレルの贅沢な出力段を採用しています。
(AB級アンプであれば、400w/chクラスの出力を取り出す事も可能な出力段です)

さらにBTL接続時には、定格出力120w(8Ω)の、
大出力のモノラル・パワーアンプへと発展させることも可能です。

質感の高い、ブラスターホワイトのシンプルなフロントパネルには、
出力に合わせて上下になめらかに動く、
淡いイエローのライトを採用した、メーターを搭載。
その動きと色合いは、このパワーアンプの音を、見事に表しているといえます。

また、プリとパワーの間は、リモートケーブルにて、
電源のオン・オフを連動できるようにもなっています。
(C-600f1台で、M-600Aを2台まで連動させる事ができます)

M-600A 純A級ステレオ・パワーアンプ : 定価525,000円(税込)


D-06は、オリジナルメカを搭載した、LUXMAN渾身のSACDプレーヤーです。



※D-06

D/Aコンバーターのチップは、上位モデルD-08と同じく、
バーブラウンPCM1792Aを、各チャンネルに1基づつ搭載。

SACD再生時には、DSD信号をストレートに変換する『DSDモード』と、
88.2kHz/24bitのPCM信号に変換して送り込む『PCMモード』を選択できます。
PCMモード時は、DAC内部において、352.8kHzにアップサンプリングして変換処理を行います。
(CDのPCM信号も、最終的には352.8kHz/24bitで処理されます)

音場感を楽しむときには『DSDモード』、
ソリッドな音のキレ、エネルギー感を優先する場合は『PCMモード』と、
切り替えて楽しむことができるのも魅力です。

光と同軸の2系統のデジタル入力も備えており、
D/Aコンバーター部を活用できるようにもなっています。

D-06 SACDプレーヤー : 定価525,000円(税込)


ロングランを続け、未だ人気の衰えないLUXMANの中核セパレートアンプの魅力を、
最新のAccuphaseと比べる事により、再確認していただければ・・・と思います。


LUXMANとAccuphase。あなたは、どちらがお好みですか?
ぜひ、その耳でお確かめください。


▽△

2013年7月21日日曜日

Accuphase C-2120&P-4200 試聴機の展示開始しました!!


※写真上より DP-550、C-2120、P-4200

発売開始直前の試聴会は、満席で、一時立ち見のお客様も出るほど・・・。

この夏、もっとも注目されているセパレートアンプが、
Accuphase(アキュフェーズ)のC-2120とP-4200でしょう。

販売も好調で、当店でも導入実績が数多く出ております。

一先ず、ご予約のお客様に製品の引渡しが完了し、
この度、やっと試聴機を展示出来ることになりました。

プリアンプC-2120は、
上位モデルC-2420、C-2820と同様の、改良版AAVAを搭載。
USB-DAC機能を搭載したオプションボード『DAC-40』も内蔵できます。

パワーアンプのP-4200は、
40周年記念モデルのモノラルA級パワーアンプA-200でも採用された、
MOS-FETスイッチを、出力リレーの変わりに採用。
アンプ全体の低インピーダンス化とあわせ、このクラスとしては驚異的な、
ダンピングファクター500を達成した、意欲的なモデルです。

製品の特徴及び、試聴記事は、
新製品発表時のブログをご覧下さい↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/05/accuphasec-2120p-4200.html


本日より、試聴室にて、
AccuphaseのSACDプレーヤーの人気モデル、DP-550とのセットでご試聴できます。


愛聴盤をお持ちになって、是非ご来店下さい。


DP-550
SACDプレーヤー 定価609,000円(税込)
DSDディスクの再生にも対応。192kHz/24bit入力に対応したUSB-B入力端子搭載。

C-2120
プリアンプ 定価493,500円(税込)
オプションボードスロット2個搭載。DAC-40、AD-30が内蔵できます。

P-4200
パワーアンプ 定価514,500(税込)
定格出力 : AB級 90w+90w(8Ω)


▽△

2013年7月20日土曜日

藤沢店 中古速報!! audioquestとか、OCTAVEとか・・・。

今週末、新たに入荷した中古品の速報です。

まずは電源ケーブル。
WIREWORDのSEP5-2/2mです。



現在の日本向け電源ケーブルの最上位モデルです。



1セット辺り7本のケーブルをツイストした物を、プラス、マイナスに各12セット。
平らな形になるように、寄ってあります。
振動吸収性の良い素材を使用し、振動対策をしっかり行なうことにより、
振動による位相乱れ等のノイズを押さえるようになっています。

導体はOFCに銀をコートしたものを使用しています。

長さは2mで、定価86,100円(税込)を、中古販売価格39,800円(税込)でご提供します。
                              ※現行品・元箱等なし




audioquest NIAGARA XLR/1m
皆さんご存知の、アメリカを代表するケーブルメーカーの高級バランスケーブルです。



純銀単線導体『PSS』を採用した、リバーシリーズのトップモデルです。
絶縁体を安定させて、信号の歪を抑えるDBSシステム搭載。もちろん72V仕様です。

現在Ver.2になっていますが、基本的には変更ありませんので、大変お買得です。

長さ1m。旧定価236,250円(税込)を、中古販売価格90,000円(税込)でご提供します。
                              ※元箱なし

御売約済み




次はちょっと珍しい製品です。
OCTAVE BLACK BOX。



ドイツの真空管アンプメーカーOCTAVEの、専用強化電源ユニットです。
パワーアンプ部用のリザーブコンデンサー・ユニットで、
電流容量を増やし、電圧変動を抑えてくれます。

プリメインアンプのV40SE、V70SE、V80や、
ステレオ・パワーアンプのRE290のオーナー様におすすめ。

全体の余裕感が一気に高まり、聴感上の透明感も増します。
OCTAVEユーザーの必需品と言ってよいでしょう。

色はシルバー。定価134,400円(税込)を、中古販売価格65,000円(税込)でご提供します。
                              ※取説・元箱なし
御売約済み


また、7月27日(土)までは、上位モデルのSuper BLACK BOXとの聴き比べも出来ます。



2013年7月19日金曜日

ゼンハイザーの人気主要モデルが、8月1日から値上げされます。

SENNHEISER(ゼンハイザー)は、
『オープンエアー型のヘッドフォンと言えばゼンハイザー』と言うほどの人気を誇る、
ドイツを代表するヘッドフォン・ブランドです。


オープンエアー型の、HD650やHD598は、
自宅でゆっくり音楽を楽しみたい方々にとって、
ストレスの無い自然な音と、圧迫感の少ない装着感のよさで、
発売以来、クラスを代表するベストセラーモデルとなっています。




 
※HD650



※HD598

特にHD650は、ゼンハイザーを代表するロングセラーモデルで、
ケーブルメーカーより、高品質のリケーブルが発売されていたり、
話題の、バランスドライブに簡単に対応できるなど、
音にこだわるユーザーにとっても、発展性があり、近年ますます人気がアップしています。


ポータブル用ヘッドフォンにも人気のあるモデルを発売しており、
最近では、密閉型のMOMENTUMの様な、
音もデザインにもこだわったモデルが登場しています。


※MOMENTUM BLACK


MOMENTUMには、この春、
より精悍で、赤いケーブルがアクセントの、BLACKモデルも登場。
ポータブル用高級ヘッドフォンを牽引する人気モデルとなっています。

さらに来月8月には、MOMENTUMを小型化し、
豊富なカラーバリエーションのMOMENTUM On-Earも登場います。


今日ご紹介した3モデル(HD650、HD598、MOMENTUM : MOMENTUM On-Earを除く)の他、
12機種が8月1日より、10%ほど値上げされます。
HD650で約3,000円、HD598で約2,000円、
MOMENTUM、MOMENTUM BLACKで約3,000円、それぞれ値上げされる予定です。
また、高性能インナーイヤー型のIE80も、値上げ予定となっております。

3機種他、ゼンハイザー人気モデルのデモ機をご用意していますので、
長く使える、いいヘッドフォンをお探しの方は、ぜひご来店、ご試聴ください。

在庫もご用意して、お待ちしております。


▽△

2013年7月18日木曜日

今週末7月20日(土)は、アナログざんまい。THORENS試聴会開催。

今週末、7月20日(土)は、アナログレコードを中心とした試聴会を開催します。

前回は、TD350とTD309を中心に行いましたが、
今回は、トップモデルのTD550と、
アッパーミドルクラスで、TD350と双璧のTD2035、
人気のTD309を使用しての試聴会になります。

スピーカーはmusikelectronic geithain(ムジーク)の、最新モデル『ME806』を使用。
ドイツ連邦共和国公共放送連盟の統一標準モニターに採用され、
その後。多くのスタジオ、コンサートホールで使用されています。
日本では、坂本龍一氏がヨーロッパツアーで使用したことで、一躍有名になりました。
その他、多くのミュージシャンが、プライベートスタジオで使用しています。


それでは、試聴会で使用するプレーヤーをご紹介します。


THORENS TD550
現在のトップモデル。
アームとターンテーブルがフローティングされており、微細な振動もシャットアウト。
理想的なトレースを行います。

定価1,869,000(税込) トーンアームSME309搭載モデル
                    ※アームレスモデルもございます。



THORENS TD2035
同価格帯のTD350と違い、リジッドな筐体を採用。
アクリルを使用した筐体を、スパイク支持で設置します。
アクリル・シリーズのトップモデルです。

定価750,750円(税込) トーンアームTP92搭載モデル
                    ※その他アーム搭載モデルもございます。


THORENS TD309
当店でも人気のミドルレンジ・モデル。
サスペンション式のインシュレーターで振動をシャットアウト。

TD309のおすすめポイントは、こちらのブログを↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/03/thorenstd309.html

定価239,400円(税込) MMカートリッジ付属


当日は試聴会を記念して、
THORENSのエントリーモデルを特別価格でご提供いたします。

試聴会のご参加申し込みはこちらから
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dEJOYy0tWVc2Q3ZEV3hJcUlRX2pvSlE6MA#gid=0

お電話でも、お席のご予約承ります。
TEL 0466-31-0603 オーディオスクェア藤沢店


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2013年7月17日水曜日

LUXMAN専用再生ソフト『LUXMAN Audio Player』が、DA-100&DA-200にも対応!!

USB-DACのDA-06専用の再生ソフト『LUXMAN Audio Player』に、
DA-100とDA-200に対応した、最新バージョン1.1が登場することになりました。


※LUXMAN Audio Player Ver.1.0

WindowsとMacの両方に対応。
DA-06ユーザーからも、シンプルで使いやすく、
他のフリーソフトと比べても、音質面でも好ましいと大変評価の高い再生ソフトです。

Ver.1.0からの変更点として、
リピート再生時のアイコン表示、画面下部への時間表示の追加のほか、
細かいバグ修正も行っているとの事ですので、
DA-06ユーザーの方もバージョンアップをしてみてはいかがでしょうか。

DA-100、DA-200のユーザーは、
今まで通り、ドライバーのインストールは必要ありません。
DA-100、DA-200での再生対応ファイル形式は、
WAV/FLACの44.1k~96kHz(88.2kHzを除く)/16~24bit。MP3は32k~320kbps。
DSDファイルの再生はできませんので、あしからず。

DA-100、DA-200で使用する場合、対応するWindowsのOSは、Vista以降。
MacはOS10.7以降となります。

Windowsでの出力はWASAPモードとなります(このためXPには未対応)。

DA-06ユーザーは、今まで通り、専用ドラーバーをインストール。
この場合は、Windows XP(SP2)以降に対応しています(この辺りは今まで通り)。
もちろんMacにも対応。OS10.7以降に対応しています。


本ソフトウェアは、LUXMANのWebサイトから、
フリーソフトとしてダウンロードにて配布されます。

配布予定は来週からとの事ですので、
LUXMANユーザーの方は、もうしばらくお待ちください。


追記
7月23日、Ver.1.1が正式にリリースされました。
ダウンロードはこちら、LUXMANのダウンロードページよりどうぞ

http://www.luxman.co.jp/product/aa_da_dl.html


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2013年7月16日火曜日

B&W P5用のアップグレード・ケーブル『PEC/P5 ver.2』登場!!

B&Wのヘッドフォン、P5が登場したとき、
購入者特典として発表された、オヤイデ製の『PEC/P5』というケーブルを覚えていますか?

初回限定用だったこともあり、あっという間に完売。
その後、若干数販売されましたが、これもあっという間に販売終了。

B&W P5はケーブル交換が可能な設計なのですが、
ヘッドフォン本体側の内部に、2.5mmのヘッドフォンジャックがあるのと、
そこまで引き込む為には、直径1.8mm以内のケーブルでなくてはダメ・・・と、
PEC/P5以降、高品位なリケーブルが市場になくなっていました。

PEC/P5の再販を望まれる声も多く、
それに答えるべく、新バージョンが発表されました。


 
※装着イメージ


製品名は『PEC/P5 ver2』
シースは、ブルーからレッドに。
素材も、PCOCC-Aから6N(99.9999%)Cuに変更されました。
プラグ等も変更されており、まったくの新製品となります。

発売は7月22日より。
定価6,300円(税込)。長さは1.3mです。
プラグは、ヘッドフォン側が2.5mm、機器側は3.5mmです。

このケーブルは、日本のみの限定商品となります。




2013年7月15日月曜日

ONKYO インナーイヤー型ヘッドフォン IE-HF300、IE-FC300入荷しました!!

先行で発表された、
オーバーヘッド型ヘッドフォン、ES-HF300とES-FC300が好調のONKYO(オンキョー)。

発売が遅れていた、
インナーイヤー型のIE-HF300とIE-FC300が、
正式に発売、出荷されました。


上位モデルのIE-HF300は、先行のES-HF300と同様に、
6N(99.9999%)純度の無酸素銅を採用した、音質重視ケーブルを使用。



スタンダードモデルのIE-FC300は、絡みにくい平型ケーブルを採用。
3色の豊富なカラーバリエーションが魅力です。


ONKYOはご存知の通り、スピーカー作りに定評のあるブランドです。
今回登場しているヘッドフォン達は、その実力が如何なく発揮されており、
音質面でも、大変魅力的な製品となっています。

Hi-Fi用スピーカーでも、豊かな低域が魅力のメーカーらしく、
ヘッドフォンでも、そういった傾向が感じられます。
外で使うことを考えると、低域は聞き取りづらくなる傾向がありますから、
実際の使用下において、よりバランスの良い音を聴くことができるでしょう。

豊かさの中にも芯があり、リズムのキレもあります。
ボーカルも、直接音と響きの分離もよく、圧迫感が無く、自然な感じがして好感がもてます。

高品位ケーブルを使用したIE-HF300は、
更に細やかさが加わり、価格差以上の音質を手に入れられます。


定価はそれぞれオープンプライス。
販売価格はそれぞれ、15,800円(HF/税込)、12,800円(FC/税込)。
                   ※メーカー想定売価 販売価格はお問い合わせ下さい。

また、ケーブルは、MMCXコネクターを採用しているので、交換も容易です。
HF用、FC用のケーブルもオプションとして発売予定。
気分でケーブルの色を変えたり、高品位な音へアップグレードすることも可能です。


▽△

2013年7月13日土曜日

Accuphase 展示品処分速報 DP-900&DC-901、E-560 (価格修正)

突然ですが、
Accuphaseの現行モデル、3機種の展示品処分を行う事にしました。

モデルは・・・、

 
DP-900
 
                                      

DC-901              

Accuphase 40周年記念モデルの一つ、
DP-900&DC-901のセパレート型SACDプレーヤー。

定価2,310,000円(セット/税込) → 展示品処分価格1,663,200円(セット/税込)


展示品処分品は完売しました。

DC-901(D/Aコンバーター)は、話題のESS社の『ES9018』を片chに2個搭載。
計16回路を並列で駆動させることで、驚異的な変換精度を誇ります。
豊富なデジタル入力も魅力で、
192kHz/24bit入力に対応した、USB入力端子も設けています。


さらに、人気のプリメインアンプも1機種処分。
A級動作のパワーアンプを搭載した、E-560。


定価630,000円(税込) → 展示品処分価格472,500円(税込)


展示品処分品は、完売しました。

8Ωで片ch/30Wの出力、4Ωでは倍の60W(定格)と、
理想的な出力特性を誇る、人気のプリメインアンプです。
背面に、オプションスロットを2つ搭載しており、
USB入力付のDACボード『DAC-40』や、フォノイコライザー『AD-30』を搭載出来ます。


DP-900&DC-901には、メーカー保証3年。
E-560にはメーカー保証5年が付きます。

現行製品を、破格で手に入れる事のできる、数少ないチャンスを、お見逃しなく!!



※E-560の販売価格を間違えてアップしました。訂正(値下げ)させていただきました。
2013/07/13/21:55


▽△

2013年7月12日金曜日

オーディオスクェア藤沢店は、今週末marantzとB&Wがお買得!!

7月も中旬をむかえました。
梅雨も終わり、連日猛暑と言うか、酷暑の日々が続いていますが、
皆さんはお元気ですか?

今週末(13~15日)から、少し暑さもやわらぐとの事ですので、
久々に、お店に遊びに来ていただけたらなぁと、思っています。

そう言う思いもこめて、
marantzとB&Wの人気商品を、今週末限定特価を出させて頂きます。



まずは、国内250ペアの限定モデル、B&W 805SD LTDと、
この夏の人気モデル、marantzの11シリーズの組み合わせ。
PM-11S3、SA-11S3、805SD LTDの3点セット。
定価は合計で1,611,500円(税込)を、1セット限定でスペシャル・プライスでご提供します。

805SD LTD仕様は、最後の入荷分の在庫を確保いたしました。
店頭在庫分にて、完了となりますので、お早めに!!

その他、通常のB&W800シリーズも、通常販売価格からさらにお買得にさせて頂きます。

話題のネットワークプレーヤーもご用意。
お手頃価格になった、NA7004もご用意しております。
NA-7004は先日のファームウェア・アップデートで、FLAC、WAVEの192/24に対応しました。
更に、AirPlayの無償アップデート・キャンペーン中です

marantzの11シリーズは、只今、メーカーキャンペーンも実施中。
audioquestの電源ケーブル(PM-11S3、SA-11S3)、
USBケーブルもしくはLANケーブル(NA-11S1)のプレゼントキャンペーンです。

詳しくは、メーカーHPをご覧下さい。
メーカーキャンペーンサイト(11シリーズ及びNA-7004)です。
http://www.marantz.jp/jp/News/Pages/Campaigns.aspx


▽△

2013年7月11日木曜日

YAMAHA A-S3000&CD-S3000 正式発売決定!!

ブログでも速報をお伝えしていた、
YAMAHAの125周年記念モデル『A-S3000&CD-S3000』の、
日本国内の発売が、正式に発表されました。

予約は、8月1日より。
出荷は9月中旬からとなっています。


プリメインアンプ A-S3000 定価493,500円(税込)



SACDプレーヤー CD-S3000 定価451,500円(税込)

どちらも日本国内の販売は、シルバー色のみとなります。

発表前に試聴させていただいたのですが、
音はもちろんの事、その仕上の美しさには、思わずため息が・・・。
A-S3000の、厚みのあるメーター部のガラスは、上面がカットされており、
ガラス特有の緑がかった断面に高級感が漂います。
メーターの色や、オフにするときのランプ消え方に至るまで、
すみずみまで、手が入っている、素晴らしい完成度でした。

その結果、ランプのオン・オフでの音の違いが、
今までの製品に比べよりしっかりと現れます。
ランプがついた状態でも、音質的には十二分に満足ですから、
個人的には、点けたままで使用したいです。
(そのぐらい、ランプが点いた佇まいがきれいなので・・・)

音は良い意味であっさり目。
B&W 802クラスのウーハーを、力づくではなく、しっかりとドライブ。
あくまでも自然体な音で好感がもてます。


CD-S3000は事前情報どおり、
USB入力での、DSD5.8MHzネイティブ再生への対応を果たしました。
(foober2000にて動作確認済み)

そんな中で、面白い機能が1つ。
内部クロックを使用して、ドライブからのデータ及び、外部入力のデジタル信号を、
PLL回路でジッターリダクションを行なっているのですが、
このPLL回路でのリダクションレベルをコントロールする機能がついているのです。
本来は、外部入力のデジタル信号の精度が悪い場合に、
リダクションを行なって、正確なD/A変換に使用する物なのですが、
これを切り替えると、音質がかなり変わります。

リダクションレベルが少ないと(LOWEST)、
透明感にあふれ、空間の見通しが格段に良くなります。
レベルを上げていくと、ふくよかさが加わり、ゆったりと音楽に浸れます。
基本的には、MIDIUMレベルまでが、オーディオレベル。
それ以上は、万が一の緊急避難用と思っておいた方がいいと思います。

詳しいスペック(欧州仕様ですが)は、こちらのブログを。
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/06/yamaha125s3000a-s3000.html


ミドルクラスに風穴を開けるか?
YAMAHA渾身の力作登場まで、2ヶ月です。


▽△

2013年7月10日水曜日

憧れのプリアンプ 『Mark Levinson No.32L』 中古入荷しました。

新型のトップモデル、No.52Lが登場したとはいえ、
その魅力が衰えることは、まだまだ無いといえる、
Mark Lvinson(マーク・レビンソン)のリファレンス・プリアンプ『No.32L』の、
中古品が入荷いたしました。



レビンソン・ユーザーには今更かとは思いますが、
同社のプリアンプを中心とした歴史を少々。

設立は1972年。(日本を代表するアンプブランド、Accuphaseと同い年です)

1973年に発表されたプリアンプ『LNP-2』で、
当時としては、驚異的な精度を誇るボリューム素子と
画期的なモジュールアンプを使用した先進的な回路と、
その高性能ぶりで一躍世界のトップブランドとして注目を浴びます。

翌年には、モジュールアンプを自社設計し、プリアンプ『JC-2』を発表しました。
モデル名のJCは、当時のレビンソンの中心技術者で、
アンプモジュールを設計した技術者『J.Curl』の頭文字からとられています。
このモデルが、その後のレビンソンの基本となり、
LNP-2にもこのモジュールが搭載され、LNP-2Lと進化していきます。
その後、モジュールはカード式に変更され、1980年代初頭まで続きます。

この世代の製品を、特に『OLD Levinson』と言うこともあります。
(ブランドの創設者マーク・レビンソンが直接陣頭指揮をとっていた時代でもあります)

1984年、現体制の基本となる、マドリガル社が設立されました。
先の技術を継承しつつ、モジュール形式から、
ワン・ボード上に全ての回路を置く形式へと、基本デザインの変更も進みます。

1988年、その後のレビンソンの名声を確実な物とする、歴史的名機『No.26L』が登場。
高性能プリアンプメーカーとして、ひとつの頂点を極めます。

そして、1990年。現在のプロダクツの基本となる『No.28L』が登場します。
ボリューム回路をバランス化する為に、今までの機械式可変抵抗を使用せずに、
抵抗素子を電子回路で切り替えると言う、画期的なボリュームを搭載しました。

ただし、既に完成していた技術の集大成である、歴史的名機『No.26L』の存在により、
早熟すぎる技術と、コンセプトを持つ『No.28L』は影に隠れてしましました。

が、1993年の『No.38L』、1994年の『No.38SL』の登場により、
その先進的なコンセプトが花開きます。

そして、1999年。
電子制御式ボリューム技術の集大成と言える『No.32L』が発表されます。
また、Mark Levinsonの歴史の中で、プリアンプとして初の『リファレンス』の称号が与えられました。
(パワーアンプは1994年に発売されたモノラルパワーNo.33Lが初代リファレンス)

筐体は2つに分かれており、
写真上部の表示部がある、いかにもプリアンプ的なデザインの筐体が、
電源とコントロール部となっています。

ケーブルの接続は、下部のボックスへ行ないます。


※No.32L背面 : 写りが悪くてすみません

ご覧の通り、左右独立のモノブロック構成。
電源供給も、左右独立となっています。

OLD世代はエネルギー感にあふれた音でしたが、
マドリガル時代になると、緻密さが時代を追うごとに前面に出てきます。
特に、No.32L以降の製品は、陰の描写力に優れ、より深みのある表現をします。

一体型として開発された弟モデルである、No.326Sはかなり頑張っていますが、
32Lと比べると、立体感の表現力では、やはり一歩届かないところがあります。

発売されて、時間も経ちましたが、
聴感上のS/N感の高さと、音の密度感は現代においてもトップレベルです。
緻密でありながら、晩秋をイメージさせるような透明感のある空間表現も魅力です。

発売当時の定価は3,360,000円(税込)の超高級機でしたが、
中古ならば、現実的な価格になってきました。

中古販売価格 1,400,000円(税込)
元箱、取説、リモコン等あり。
プリ部のシルバート塗装部に線上の細いキズ有りです。

Accuphase・オーディオスクエア全店取扱いしています

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