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2013年7月6日土曜日

『アナログ博物館 番外編』 面白い中古が入荷しました。

アクセサリー関係のデッドストック等をご紹介しようと思っていたら、
めずらしい中古品が入荷したので、『番外編』として、ご紹介したいと思います。


まずは、新しめの製品です。
SHELTER Model216
使いやすい、MM/MC対応のフォノイコライザーです。



全体に厚みのある、これぞアナログサウンドといった趣のある製品です。
MMで使用すると、さらにエネルギー感が加わり、前に飛んでくるような積極的な音。
MCに切り替えると、繊細さが加わり、密度感のある音。
と、カートリッジにあわせて表情が変わる、ニュートラルな製品です。

内臓フォノイコライザーでは飽き足らなくなった、というアナログ中級者におすすめの製品です。

定価68,250円(税込) → 中古販売価格29,800円(税込)  完売

《基本スペック》
入力感度 : MC/0.25mV、MM/3mV
利得 : MC/58dB、MM/38dB
サイズ : W102mm*H112mm*D209mm
重量 : 約1kg
MM/MCの切替は背面のスイッチで行います。 


次は、ベテランの方には懐かしい製品ではないでしょうか。
YAMAHA HA-1
最近ではめずらしい、単体MCカートリッジ用ヘッドアンプです。



こちらは1977年から、1983年頃までロングランを続けた、有名な製品です。
アナログファンの間では、今でも人気のプリアンプ『C2』。
内臓フォノイコライザーの優秀さが人気の秘密なのですが、
そのフォノイコライザー部に搭載されていたヘッドアンプ部を、独立、発展させた製品です。

MCは2ポジション、MM用のスルーポジションをフロントスイッチで切り替えて使用します。



全体的に明るめの音になる傾向のヘッドアンプです。
ヘッドアンプですから、フォノイコライザーが別途必要になりますので、ご注意ください。

定価60,000円(税別) → 販売価格21,800円(税込)

《基本スペック》
入力インピーダンス : MC・LOWポジション/10Ω、MC・HIGHポジション/100Ω
利得 : 34dB/10Ω、14dB/100Ω
サイズ : W150mm*H67.5mm*D352mm
重量 : 3.2kg
電源 : 100V 50Hz/60Hz



最後は、レコードスタビライザーを2モデル。

まずは、audio-technica AT638
黄銅削り出しに、ゴムプロテクター付という事です。



あまりに古くて、詳しい情報が全く分かりません・・・。
重量も720g説と、850g説が・・・。
量ろうかと思ったのですが適当なハカリが無く、あきらめました。
どちらにしても、かなりの重量級です。



中古販売価格は4,000円(税込)です。


もう一つは、BS-756。
メーカー不明です。
シルバーの類似品でDIG CORPORATIONと言う会社の製品があるようです。




重さは500g程度と思われます。
面白いのは、ストロボが付いている点です。



裏にはフェルトが貼られていて、使い勝手もよさそうな製品です。

中古販売価格は、こちらも4,000円(税込)でお願いします。


レコードプレーヤーも何台か出てくる予定ですので、
次回は、そちらのご紹介をしたいと思います。


▽△

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