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2013年7月29日月曜日

Technics SL-1200MK4の中古が入荷したので・・・。1200をよりオーディオ向けにしてみよう!

Technics SL-1200MK4の中古が入荷しました。

30年以上生産された、SL-1200シリーズの中で、
最もオーディオライクな製品がSL-1200MK4です。

もともとSL-1200は、
1972年にベーシックなダイレクトドライブ式レコードプレーヤーとして登場しました。
数年の間に、SL-1X00シリーズとして展開され、
フルオート仕様の1400とか、連続リピート機能の付いた1300等、
バリエーションモデルもどんどん展開されました。


が、結局残ったのは、シンプルなマニュアルタイプのSL-1200シリーズのみとなったのですが・・・。

初代SL-1200は、オーディオ用のプレーヤーでしたが、
回転数を微調整するノブが使いやすいところにあるのと、
起動トルクが高く、あっという間に定回転に達する点が注目され、
徐々にディスコDJの間で使われるようになりました。


その後、より簡単に速度調整ができるよう、
大型スライド式のピッチコントローラーが搭載されたSL-1200MK2が登場。
さらに、薄暗い場所で針を下しやすくする、スタイラスイルミネーターが搭載され、
瞬く間にDJ用レコードプレーヤーのディファクト・スタンダードになりました。

MK3の時代になると、ほぼDJユースのみとなり、
スリップマットが標準装備されるようになりました。


そんな中、1990年代後半に、突如としてオーディオファンの間で、
レコード再生が再評価されることになりました。
その流れに対する答えとして、TechnicsはSL-1200に2つのバリエーションを持たせたのです。
1つは、よりDJユースを意識したSL-1200MK3D。
ゴムマットを廃止し、スリップマットのみを付属。
ダストカバーヒンジまで取り去った製品です。

そして、オーディオファンに向けて投入したのが、SL-1200MK4でした。

通常商品との違いは主に3つ。
①はアーム内の配線にOFC(無酸素銅)を使用。
②トーンアームケーブルを交換式のRCAケーブルに(素材はOFC)。
③当時ブームになりつつあったSP再生の為に、78回転に対応。

基本性能の高いSL-1200MK3をベースに、効果的な改良をしたモデルでした。

では、このSL-1200MK4をよりオーディオ向けプレーヤーにしていきましょう。

まずは、ターンテーブルマットを交換しましょう。
コストパフォーマンスを考えたら、東京防音のTHT-291がおすすめです。


振動吸収性の高いゴム『ハネナイト』を使用。
微細な振動をシャットアウトしてくれます。
針先にモーターの振動がのりやすい、ダイレクト・ドライブプレーヤーに最適な製品です。

THT-291 定価6,300円(税込) → 販売価格5,000円(税込)

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/THT291/


THT-291とセットで使いたいのが、重量級のスタビライザー。
定番はやはり、audio-technicaのAT618です。


重量約600g。ゴムで覆われており、扱いやすいスタビライザーです。
THT-291と組み合わせると、低域の伸びが良くなります。

AT-618 定価4,725円(税込)

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/AT618/

フォノケーブルの交換は大変効果的です。
OYAIDE(オヤイデ)のPA-2075RRなどは、コストパフォーマンスが高くおすすめです。


導体にPCOCC-Aを採用。長さは1mです。
PCOCCは近々生産完了が予定されている、高品質オーディオ用導体です。

PA-2075RR/1m 定価17,850円(税込) RCA-RCAタイプ

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/PA-2075RR/


ちょっと贅沢するなら、ortofon(オルトフォン)もおすすめです。
6NX-TSW1010Rは、6N銅(純度99.9999%)と5N銅のハイブリッド導体を使用しています。


6NX-TSW1010R/1.2m 定価22,050円(税込) RCA-RCAタイプ

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/6NX-TSW1010R12/

カートリッジの出力は、MM型で3~5mV、MC型では0.3~0.5mV程度。
大変微弱な信号ですから、外部からの影響を受けやすいのです。
だからこそ、フォノイコライザーまでに使用するフォノケーブルは、
音質アップをするうえで、大変重要なアイテムとなります。


忘れてはいけないのが、シェルリード線です。
一番の基本は、奇跡のリード線audio-technicaのAT6101。


何が奇跡か?
それは価格です。なんと定価1,050円(税込)。
発売当時から、ほとんど値上げなし。
PCOCCを使用してこの価格のリード線は、今後出て来ることはないでしょう。

AT-6101 定価1,050円(税込/4本セット)

こちらの商品は、Webでもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/AT6101/

リード線も、微弱な信号を伝えるうえで、重要なアイテム。
各メーカーから色々なモノが(6N銅とか、純銀等々いろいろあります)出ていますから、
自分好みのものを探してみても良いでしょう。


この位行えば、SL-1200MK4も、オーディオ用レコードプレーヤーとして、
十分な実力を発揮してくれるはずです。

興味が湧いたら、SL-1200MK4の中古品を手に入れてみてください。



SL-1200MK4中古品は、完売しました。

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