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2014年7月7日月曜日

『さようなら、PCOCC』 ACOUSTIC REVIVEのPCOCC使用のケーブルが、間もなく完了します。数量限定の特価電源ケーブルご用意しました。

今から1年ちょっと前(2013年3月)、
古河電工から『PCOCCの生産を完了する』というアナウンスがされました。
 
 ※『PCOCC』については、このブログの後半に。


各メーカー、線材の在庫を切り崩しながら、
『PCOCC』を使用したケーブルを生産して来ていましたが、そろそろ底をつき始めたようです。

『PCOCC』を使用していることで有名な『ACOUSTIC REVIVE(アコーステック・リバイブ)』からも、
ついに、『PCOCC』使用ケーブルの完了アナウンスが・・・。

そこで今回、人気の電源ケーブル『POWER STANDARD』の、
メーカー最終在庫分を確保させていただきました。


ACOUSTIC REVIVE(アコーステック・リバイブ) POWER STANDARD/2M 電源ケーブル
定価27,000円(税別) → 最終処分価格18,800円(税込)

導体 : 3.5スケア/PCOCC-A撚線*3本
長さ : 2m
電源プラグ : Pansonic電工・ホスピタルグレード
インレットコネクター : フルテック・金メッキオーディオグレード
緩衝材 : 天然綿
シールド : 銅箔
シース : トルマリン含浸シース
最外周部 : カーボンSFチューブ

『POWER STANDARD』は店頭在庫で完売となりますので、お早目にお買い求めください。
お電話でも、ご注文承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603


店頭デモ品を50%OFFでご提供!!
ACOUSTIC REVIVEのPCOCC-A使用ケーブル・デモ機処分特価コーナーはこちら↓
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『PCOCC』は、千葉工業大学名誉教授・大野篤美氏によって考案された、
『単結晶状高純度無酸素銅・鋳造方法』を使用して製造される『銅』です。

単結晶の名の通り、ケーブルとして使用した場合、1mあたりの結晶数が1~2個。
粒界と呼ばれる、つなぎ目が無い導体を作ることが出来ます。
家庭用の電源等に使われる一般的な銅、通称・電気銅(TPC)は、1mあたり結晶数が150,000個、
オーディオケーブルでよく使用される無酸素銅(OFC)でも1mあたり50,000個、
という事を考えると、高性能ケーブル用の線材として、理想的なことがわかります。


※PCOCC断面(上)とTPC断面(下) ACOUSTIC REVIVEのHPより

信号を水だと考えれば、導体は川。
粒界は、川の流れを妨げる、堰の様な物ですから、
少ない方がより正確に信号を送る為に重要な項目の1つになります。

『PCOCC』は、鋳型を加熱しながら鋳造し、その直後に冷却する事で、
連続的に結晶を成長させながら製造されます。
その為、結晶と結晶の間の粒界が出来ないのです。

さらに、巨大な単一の結晶ですから、結果、純度も高い導体となります。


ただし『PCOCC』にも弱点が・・・。それはとても硬いという事です。


そこで、柔軟な線材とする為にアニール(焼鈍)処理をしたものが『PCOCC-A』です。
アニール処理は両刃の剣で、結晶粒界に不純物が入り込む可能性が高いのですが、
もともと粒界の少ない『PCOCC』は、不純物が入り込む可能性が極めて低く、
ケーブルとして完成させた時にも、導体を高い純度に保つことが出来るのです。


『PCOCC』は発表と同時に、多くのケーブルメーカーが採用。
初期の製品は、解像度感は高いのですが、
ちょっと張った感じのするものが多かったと記憶しています。
当時使われていた『PCOCC』は、
ほとんどが現在『PCOCC-H』と呼ばれる、アニール処理がされていないものでした。

今では、アニール処理の向上に伴い『PCOCC-A』が主流となり、
それに伴い、しなやかさも加わってきた製品が増えてきました。

ACOUSTIC REVIVEの電源ケーブル用導体は、
導体間のすき間を少なくし、密度を上げた特殊な撚りを行っています。
この為、単線を使用した(現在のPSE準拠では、単線の電源ケーブルは製造不可)
電源ケーブルに通じる、明確な音像と、立体的な空間表現を手に入れています。


もともと、コストパフォーマンスの高さが売りの『POWER STANDARD』。
静電気対策なども(カタログにはうたわれてませんが)、しっかり行われている点も見逃せません。


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