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2014年8月26日火曜日

【新製品】 SoulNote(ソウルノート)から、USB-DAC機能搭載のプリメインアンプ 『da3.0』 が登場します。

お盆休み直前にSoulNote(ソウルノート)から、新しいプリメインアンプが発表されました。

型番は『da3.0』。


※SoulNote(ソウルノート) da3.0 USB-DAC内蔵プリメインアンプ

型番から想像できるように、スイッチングアンプ(D級アンプ)を採用した製品です。

定格出力100w+100w(8Ω)の出力を誇るのと同時に、
192kHz/24bit入力に対応した、USB-DACを搭載しています。

D/Aコンバーターは先に発売された、リファレンスD/Aコンバーター『sd2.0B』と同様に、
DACチップにはバーブラウン社の『PCM1792A』を採用しました。
25万~30万のCDプレーヤーに搭載されているD/Aコンバーターと同等規模ですから、
内臓DACとしては、破格の性能を有していると言えるでしょう。
(たぶん、設計者の鈴木さんは『それ以上だ!!』とおっしゃるでしょうが。)

デジタル入力は、USB-Bが1系統の他、
同軸、光が各2系統の計5系統入力を装備しています。


※da3.0 内部

電源トランスは、D級アンプといては大容量の260VAのRコアトランスを採用。
電源コンデンサーはSoulNoteらしく小容量タイプを複数並列に使用しています。
この辺りは、もう『伝統』といえます。

真ん中に電源トランスを配し、左側にPWMパワーアンプ回路。
右側にプリアンプ。プリアンプの基板の下にD/Aコンバーターが設置されています。
電源はそれぞれの回路ごとに、独立して配されているため、
小型のコンデンサーが各所に配置されているのが、写真からも確認できます。

電源トランスは、アルミ削り出しベースにマウントされています。
このベースにスパイクが取り付けられており、メカニカルアースを徹底しています。
またこのシャーシは、CDトランスポート『ct1.0』と共通のオールアルミ仕様です。


『da3.0』を中心にシステムを組もうと考えたとき、
デザイン的にもマッチングするのが、CD専用トランスポート『ct1.0』。
『da3.0』には優秀なD/Aコンバーターが搭載されていますから、
それを積極的に活かしてみては如何でしょうか。



※SoulNote(ソウルノート) ct1.0 USB・D/Dコンバーター機能付きCDトランスポート

ファイル再生が話題になっていますが、多くの方にとってCDは今もメイン。
CDが1982年に発売されてから32年。1986年にLPと生産枚数が逆転してから28年。
まだまだパッケージメディアの中心であり続ける事は確実です。

ステレオLPはその登場から、CDが普及する1986年までの28年で、
実質メインストリームから外れて行った事を考えると、
あらためて、今なお現役である『CD』と言うメディアの偉大さを感じます。


現在CD専用のメカは徐々に生産が完了して来ており、
多くのメーカーがPC用のドライブを改造して使用したり、DVD用のメカを使用しています。
CDの上位フォーマットであるSACDは、DVDから派生したメディアですから、
現在CD専用機とSACDプレーヤーにコスト的な差はほとんど無くなっています。

とは言っても、ある意味余計なプロセスを排した、
CD専用のプレーヤーでCDの最大限の音を聞きたい、と言う方も多いと思います。

そしておそらく、
本格的な最後のCD専用トランスポートになるであろうと思われるのが、この『ct1.0』です。


※ct1.0 内部

CDのメカは筐体のセンターに、アルミ製のベースにリジッドにマウントされています。
『da3.0』の電源トランスと同様に、このベースにスパイクが取り付けられており、
これにより振動を急激にアースする、メカニカルアースを行っています。

デジタル出力は、パルストランスを通過するNormal(ノーマル)と、
トランスをパスし最短経路で出力されるDirect(ダイレクト)の2系統を装備しています。

USB-B端子を装備しており192kHz/24bit対応のD/Dコンバーターとしても使用できます。

また、CD再生時、D/Dコンバーターとしての使用時では、
それぞれ不必要な回路の電源を遮断し、相互干渉を抑えています。

PCオーディオが普及する中、
高性能なD/Aコンバーターを手に入れられている方も多いと思います。
ただ、正直なところCDの音であれば、リッピングしたデータよりも、
まだまだ高性能なプレーヤーによる再生の方が、優位だと感じる事が多いのも事実です。
CDトランスポートと、現代のD/Aコンバーターの組合わせであれば、
32年の歴史の中で、おそらく発売当時の技術者たちが想像したであろう、
『CDと言うメディアの限界』を大幅に超える再生を達成できる時代が、今来ていると思います。


SoulNoteのD級アンプは、その筐体サイズからは考えられない、
パワフルで豊かな音を提供してくれます。
ミニマムサイズのシステムで、最大限の効果(大型モデルを超えるような)を狙うなら、
ぜひこの製品を候補にあげてみてください。


『da3.0』は、9月20日からの出荷予定となっています。
       ※『ct1.0』は発売済みです。


SoulNote(ソウルノート) USB-DAC機能付プリメインアンプ
定価350,000円(税別) ご予約承り中です。

定格出力
 ・スピーカー : 100w+100w(8Ω)、150w+150w(4Ω)
 ・ヘッドフォン : 800mW+800mW(32Ω)
アナログ入力 :RCA*2系統、XLR*1系統
デジタル入力 :USB-B*1系統、同軸*2系統、光*2系統
サイズ : W420mm*H98mm*D283mm
重量 : 10.0kg


SoulNote(ソウルノート) USB・D/Dコンバーター機能付CD専用トランスポート
定価280,000円(税別) : 次回生産分より285,000円(税別)に変更されます。

デジタル出力 : 同軸2系統(1系統Direct、1系統Normal)
デジタル入力 : USB-B*1系統(D/Dコンバート機能にて同軸に出力変換)
 ・対応サンプリング : 32、44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz(USB Class2.0時)
サイズ : W420mm*H98mm*D256mm
重量 : 7.3kg
オプション : バランスウェイト・BW560 定価14,000円(税別)



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