【音展 2014】 SPEC（スペック）から高級レコードプレーヤー『GMP-70』が登場。

本日17日（金）より19日（日）まで、『音展』が開催されています。
昨年見学に行かせて頂いたところ、なかなか中身の濃いイベントでしたので、
今年はしっかりと見に行かせて頂きました。

昨年の『音展』に関してはこちらから↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/08/2014.html



まずは、独自のアナログスイッチィングアンプを展開するSPEC（スペック）のブースへ。

今回は、先に発売された、アンプの最上位モデル『RSA-F11』と、
同社初のSACDプレーヤー『RMP-888CD』のお披露目。

※SPEC（スペック） RMP-888CD SACD/CDプレーヤー

『RSA-888』と同サイズのコンパクトなサイズのSACDプレーヤー。

『RMP-888CD』にはリモコンが付属しており、
このリモコンで『RSA-888』など、同社のアンプのボリュームコントロールが可能になりました。
（SPECのアンプはリモコンがオプション設定です）


トップモデル『RSA-F11』の先行試聴&SPEC製アンプの特長はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/08/specrsa-f1rsa-f11828.html

SACDプレーヤー『RMP-888CD』のスペック等はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/10/specsacdrmp-888cd.html



そして、それら以上に目を引いたのが、砲金製ターンテーブルを採用した、
高級レコードプレーヤー『GMP-70』

※SPEC GMP-70 アームレス・アナログ・ターンテーブル

直系40cm、14kgの重量級砲金製ターンテーブルが目を引きます。

ベースは90mm厚の、フィンランド・バーチの積層板を採用。

モーターとトーンアームのベースは、砲金とアルミの切削品の2層構造。

異種の金属を組み合わせ、ベースに伝わる振動を極小化しています。

重量級のターンテーブルを磁気フローティングさせ、

トルク変動のないDCコアレスモーターを使用して糸ドライブしています。

『GMP-70』は、アームレスモデル。

写真ではグラハム・エンジニアリングのアームが取り付けられていますが、

ユーザーの希望にあわせ、ベースをオーダーメイドで製作するそうです。

付属品は、

アルミ板に特殊表面加工を施したディスク・シート『AP-UD1』と、インシュレーターが4個。

本体下部には8か所のネジ穴があり、最適な位置を選んで取り付けることが出来ます。

SPEC（スペック） GMP-70 アームレス・アナログ・ターンテーブル

定価1,600,000円（税別）　受注生産（トーンアーム台座カスタムオーダー）



駆動方式　：　糸ドライブ
ターンテーブル　：　砲金製　重量14kg
モーター　：　9スロット貴金属ブラシ精密DCコアレス・モーター（スイス製）
回転スピード　：　33 1/3rpm、45rpm（±15%・ピッチコントロール可能）
ターンテーブル起動時間　：　約30秒
適合アーム　：　有効長300mm（標準）、ロングアーム対応
サイズ　：　W650mm*H172mm*D480mm
重量　：　40kg

11月1日より受注開始。納期約2ヶ月。


会場では、SPECが開発したオイルコンデンサーも展示されていました。

これらのコンデンサーは、SPECのアンプの他、
逆起電力を抑える、リアルサウンド・プロセッサー『RSP-701』等にも搭載されています。




また、SPECが新たに輸入をする事になった、
フィンランドのスピーカーブランド『Amphion（アンフィオン）』のお披露目もされていました。

※Amphion（アンフィオン） Argon1-C

※Amphion Argon3-W

※Amphion Argon7L-W

今回輸入されるのは、Argon（アルゴン）シリーズの3モデル。
展示されていた色は、チェリーとホワイトでしたが、ホワイトは受注商品となる予定との事です。
さらにレギュラー色として、バーチも加わる予定との事です。

Amphionの特徴は、
①ツィーターとウーハーのクロスオーバーを1,600Hzに設定。
　　通常の製品は2,000～4,000Hz辺りにクロスオーバーを設定しますが、
　　この帯域は聴覚の敏感な帯域である為、この帯域をツィーターのみに分担させています。
②ツィーターとウーハーのボイスコイルの位置を合わせる。
　　さらに動波ホーンと組み合わせる事で、音の立ち上がりを明確にしています。
　　ツィーターの振動板にはチタンを採用。透明感を際立たせています。


Amphion（アンフィオン）　12月上旬発売予定・定価は予価です。

Argon1　ブックシェルフ型スピーカー
定価200,000円（ペア/税別）

形式　：　2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
　・ツィーター　：　25mmチタン・ドーム型
　・ウーハー　：　13cmアルミ・コーンウーハー
能率　：　86dB
インピーダンス　：　8Ω
周波数特性　：　45～20,000Hz
クロスオーバー周波数　：　1,600Hz
サイズ　：　W160mm*H316mm*D265mm
重量　：　8kg


Argon3 ブックシェルフ型スピーカー
定価360,000円（ペア/税別）

形式　：　2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
　・ツィーター　：　25mmチタン・ドーム型
　・ウーハー　：　16cmアルミ・コーンウーハー
能率　：　93dB
インピーダンス　：　8Ω
周波数特性　：　35～30,000Hz
クロスオーバー周波数　：　1,600Hz
サイズ　：　W191mm*H380mm*D305mm
重量　：　11kg


Argon7L トールボーイ型スピーカー
定価640,000円（ペア/税別）

形式　：　2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
　・ツィーター　：　25mmチタン・ドーム型
　・ウーハー　：　16cmアルミ・コーンウーハー*2基
能率　：　96dB
インピーダンス　：　4Ω
周波数特性　：　28～32,000Hz
クロスオーバー周波数　：　1,600Hz
サイズ　：　W191mm*H1,160mm*D305mm
重量　：　30kg



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