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2017年4月12日水曜日

【展示機導入】JBL・70周年記念モデル『4312SE』の展示を開始します。

1946年に設立され70周年を迎えた、スピーカー界の巨人・JBL。

70周年を記念して、限定生産される『4312SE』の展示を開始しました。


※JBL 4312SE ブックシェルフ型スピーカー 70周年記念モデル NEW

『4312SE』は、JBLの定番『4312E』をベースに、以下の2点を変更して生まれました。

①ウーハーを『2213Nd-2』から、『1200FE-8W』へ変更
②フルレンジで鳴らしていたウーハーの上限を、640Hzでカットするネットワークの採用

その他、エンクロージャー、ツィーター、ミッドレンジのユニットに変更はありません。

元々『4312E』に搭載されている『2213Nd-2』は、マグネットこそネオジュムに変更されましたが、
フルレンジユニット『2213H』の流れをくむ、白いカーブドコーンを採用していました。

それに対し『4312SE』に搭載される『1200FE-8W』のベースとなったのは、
上位モデル『4429』に搭載された『1200FE-8』です。
このウーハーは、2002年に登場したJBLの最上位シリーズ『Project K2シリーズ』の1つ、
『K2 S5800』に搭載されていた『1200FE』のインピーダンスを4Ωから8Ωに変更した、
JBL史上最強の12インチウーハーとも言われています。


※JBL 1200FE-8W 30cmウーハー

今回は、この『1200FE-8』のコーン紙を、『4312』の伝統に合わせ、
ホワイトコーン仕様にしたのが『1200FE-8W』と言う事になります。

先に書いた通り、
『4312E』に搭載される『2213Nd-2』は、フルレンジユニットの流れを汲んでいますが、
『1200FE-8W』は、低域専用のウーハーとして設計されています。
その為比較的低い周波数帯域から、分割振動による歪みが発生します。
その影響を抑える為に、高域を640Hzでカットするネットワークを採用しました。

これが結果的に、中高域に対するウーハーの影響を抑え、
元々高域特性の良い、25mm径のツィーター『054AlMg』の魅力をより引き出しています。


ウーハーが強力になった事で、問題が発生する可能性のあるエンクロージャーも、
『4312E』にモデルチェンジする際に、高比重のMDF(HDF)に全面変更されており、
今までの『4312シリーズ』に対し、大幅に強度がアップされています。
この為、エンクロージャーに対する変更は為されませんでした。
またJBL最初期のころに採用された、積層合板に近いクリアーな響きを手に入れられました。


力強く、密度感のある低域は、今までの『4312シリーズ』には無い魅力です。
また歴代の『4312シリーズ』の魅力でもあり、弱点とも言える、
ウーハーの分割振動の影響もなく、クリアーな中高域も新しさを感じさせます。

日本向けは500セット/ペア限定。

お早めに、そのサウンドを店頭でご体験ください。




JBL 4312SE ブックシェルフ型スピーカー JBL・70周年記念モデル NEW
定価260,000円(ペア/税別) 

型式 : 3ウェイ・ブックシェルフ型
搭載ユニット
 ・高域 : 25mm径アルミ・マグネシウム合金ドーム型 / 054AlMg-1*1基
 ・中域 : 125mm径ポリマー・バックコーティング・ペーパーコーン / 105H-1*1基
 ・低域 : 300mm径アクアプラス・コーティング・ストレートコーン / 1200FE-8W*1基
インピーダンス : 6Ω
能率 : 90dB(2.83V/1m)
周波数特性 : 44Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 640Hz、5kHz
サイズ : W362mm*H597mm*D298mm(グリル含まず) / D301mm(グリル含む)
重量 : 25.2kg(グリル含む)




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